高校生の写真日本一を決める全国高校写真選手権「写真甲子園」で今夏、大阪府立生野高校写真部が初優勝した。生徒らは9月16日に府庁を訪れ、同校卒業生でもある吉村洋文知事に優勝を報告。「これええ写真やで」と称賛を受けた。
写真甲子園は1994年に始まり、29回目。今年は過去最多の533校が参加した。大阪勢の優勝は、96年の大手前高校(定時制課程)、2011年の成城高校以来で11年ぶり。
参加校は6~8枚組みの作品を共同制作する。全国11ブロックから選ばれた18校が、北海道東川町での「本戦大会」へ進む。本戦では、二つのテーマが出題され、各校の代表3人が周辺地域を3日間で撮影。プロの写真家6人が審査し、優勝を決める。
生野高校は今年、阪堺電車にまつわる日常を集めた作品でエントリー。2年ぶり5回目の本戦へ進んだ。
本戦では、難波歩さん(3年…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル